◎修行精神。神様が抜けないために。お詫びの印に。楽しく修行できて。これが徳にならないはずない。P

%1竹内和教の手紙。寒修行中でもあるから、信心が頭から抜けないように、朝起き。出来なかったらその日はお詫びの印に一日禁煙と。そして水行と。

%V


昭和四十三年一月二十一日 特別奉修委員


 和教君が、それをこの、和教君が修行を。

 %1「拝啓、無事到着のおかげを頂き有難うございました。このたびそちらに帰ってみましてつくづく感じましたのが、下宿及びこちらでの信心不足でした。たった一週間ぐらいだったのですが、合楽に居るだけで安心の気持ちに心が清まってくるような気持ちでした。人間、郷に入って郷に従えと言いますように、そのような心の状態を持続するのはとても難しいことです。そのゆえ今、丁度全国一斉寒修行中ですので修行させて頂いておれば何時でも信心が頭から抜けないように、ならせていただけると思わせて頂きますのでお届けさせて頂きます。
%1一つ朝五時に起床させて頂くこと、もし出来ない場合その日は禁煙
%1二つ毎日水をかぶらせて頂くこと
%1何卒万事お繰り合わせを頂きますよう宜しくお願いします」

 %Vこれは竹内先生の二番目の和教君ですよ。ね、こういうように、その、修行して居るとですね、神様から頭が抜けないちゅう、ね、それはまあ皆さんは通って居られるんだとこう思うんですがね、いよいよ、もしでけない時のことまで書いておりますね、手紙でこうお詫びの印にといった意味でしょう。ね、そういうあのやはりその修行が本当にこう楽しう出けてこそ、やはり十何年間、毎朝吉井からお参りし続けられたというそういう修行精神がです、もう何時までたっても何時でも何処ででも尽きぬ信心話が出来られるのじゃなかろうかと思うですね。これが徳にならん筈がないですね、どうぞ。